【姉妹施設のご案内】貝塚市の登録有形文化財「つなぐ古民家」

【周辺散歩マップ 特別編】つなぐ古民家も会場に!国登録有形文化財の町で「春の町家の雛めぐり」へ

【周辺散歩マップ 特別編】つなぐ古民家も会場に!国登録有形文化財の町で「春の町家の雛めぐり」へ
START:今回の出発点

つなぐ古民家(貝塚市)

国登録有形文化財 阿倍野長屋姉妹施設

寺内町の風情を残す貝塚市西町に佇む、一棟貸しの古民家宿。
歴史ある空間で「暮らすように泊まる」体験を、お一人様3,500円〜という価格でご提供しています。

第24回 貝塚寺内町 春の町家の雛めぐり|つなぐ古民家ブログ

つなぐ古民家 / 周辺おでかけ情報

令和8年 / 春の特別情報

春の町家の雛めぐり
貝塚寺内町へ

〜 雛人形と雛道具展 / 第24回 〜

3月14日(土)〜 22日(日)
つなぐ古民家のある貝塚寺内町では、春のはじまりに毎年恒例の「春の町家の雛めぐり」が開かれます。今年で第24回を迎えるこのイベントは、国登録有形文化財の歴史的建造物を舞台に、江戸末期から昭和初期にかけての貴重な雛人形や雛道具が公開される、特別な春の催しです。

つなぐ古民家は今回第8会場として参加。出格子から、古民家の趣とともに雛人形をご覧いただけます。徒歩数分の範囲に複数の会場が広がる、まち全体が会場の雛めぐりをぜひお楽しみください。

ひな祭りとは何か ― その意味と由来

3月3日の「ひな祭り」は、「桃の節句」とも呼ばれる日本の伝統的な年中行事です。女の子の健やかな成長と幸せを願い、雛人形を飾ってお祝いします。しかしその起源は、単なる人形遊びにとどまらない、深い意味を持っています。

平安時代

中国から伝わった「上巳の節句(じょうしのせっく)」と、紙や草で作った人形(ひとがた)に自分の穢れや厄を移して川に流す「流し雛」の風習が結びつきました。人形には「身代わり」としての力があると信じられていたのです。

室町〜安土桃山時代

貴族の子女の間に「ひいな遊び」が広まります。小さな人形や調度品で遊ぶ「お人形遊び」が、やがて飾り物へと変化していきました。

江戸時代

人形師の技術が大いに発展し、段飾りにする風習が生まれます。武家や裕福な町人の間で「雛祭り」として定着。将来の良縁・子孫繁栄・無病息災を祈る行事として広く普及しました。

現代

女の子の誕生を祝い、健やかな成長と幸せを祈る日として全国に根付いています。家に伝わる雛人形には、祖母から母へ、母から娘へと受け継がれる家族の愛と祈りが宿っています。

雛人形それぞれが持つ意味

段飾りの雛人形には、天皇・皇后をかたどった「お内裏様」を中心に、さまざまな人物が配されています。それぞれに役割と意味があり、豊かな物語の世界が広がっています。

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お内裏様(男雛・女雛)

天皇と皇后の結婚の儀式を表したもの。夫婦仲むつまじく、家庭円満の象徴とされます。

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三人官女

お世話をする女官たち。お酒を注ぐ役目を持ち、酒宴の席を整えます。三者三様の表情と役割があります。

🎵

五人囃子

笛・小鼓・大鼓・太鼓・謡(うたい)を担当する能楽師。祝いの音楽で場を盛り立てます。

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随身(ずいじん)

護衛役の武官。右大臣と左大臣が対をなし、内裏の警護を担う頼もしき存在です。

🌿

仕丁(しちょう)

お付きの従者たち。それぞれが箒・熊手・塵取りを持ち、お内裏様の外出のお供をします。

🌸

桃・橘(飾り)

左近の桜(または桃)は魔除け、右近の橘は不老長寿の象徴。春の生命力と健やかさを祈ります。

雛人形には、飾りを超えた深い祈りが込められています。

🪆

守り人形 ―― 子の身代わり

雛人形は単なる飾りではなく、「子どもの身代わりになって災いを引き受ける守り人形」です。その起源は、紙人形に厄を移して川に流す「流し雛」。そこから現在の豪華な雛人形文化へと発展しました。ひな祭りが終わったら早めに片付けるという習わしも、人形を大切にする心から生まれたものです。

🏯

宮中の婚礼 ―― 良縁への祈り

雛壇は宮中の結婚式の情景を模しています。お内裏様と雛人形が並ぶ姿は、天皇・皇后の婚礼の儀。そこには「幸せな人生・良縁に恵まれますように」という、親から子への切なる願いが重ねられています。

今回の見どころ ― 昭和初期の「御殿雛」

本イベントで特に目を引くのが、「昭和初期の御殿雛」です。御殿雛とは、京都の御所(紫宸殿)を模した豪華な御殿の中に人形を飾る様式で、関西地方で古くから愛されてきた独特の飾り方です。

御殿の精巧な建築模型と、その中に収まる雅な雛人形との調和は、まさに職人の粋が結晶した芸術品。現代ではなかなか見ることのできない関西の雛文化を、歴史ある寺内町の建物の中でご覧いただける、またとない機会です。

さらに展示品として、江戸末期の掛け軸昭和30年代・下口宗美作のお道具生田花朝による雅な画なども公開されます。日本の細やかな職人技と、時代を越えて伝わる美の変遷を間近で感じることができます。

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第24回 貝塚寺内町 春の町家の雛めぐり 開催概要

開催期間 令和8年3月14日(土)〜 22日(日)
時間 午前10時 〜 午後4時
開催地 大阪府貝塚市 貝塚寺内町一帯(国登録有形文化財の町)
入場 無料(一部主要展示場はガイド参加者のみ)
主催 貝塚まちづくり株式会社・貝塚歴史的建造物集積地区まちづくり協議会

展示会場のご案内

🚶

全8会場すべて、つなぐ古民家から
徒歩5分以内の圏内に

寺内町のコンパクトなまち並みに、すべての会場が集まっています。
つなぐ古民家を起点に、散歩がてら気軽にめぐることができます。

まち全体が展示空間となり、全8か所で雛人形・雛道具が公開されます。歴史ある路地を歩きながら、春の雛めぐりをお楽しみください。

1
竹本家住宅
北町9番11号
2
喫茶 SOSO
北町9番9号(貝塚寺内町まちや館)
※木・金・土曜日の営業
3
歴史文化まちづくりセンター 楽和
北町18番10号
主要展示場
4
岡本家別邸
北町18番9号(国登録有形文化財申請中)
主要展示場
5
あわい食堂
北町19番14号
※日・月曜日 定休日
6
喫茶・甘味処 佐林
北町20番18号
※日曜日 定休日
主要展示場
7
喫茶 トランク
西町10番10号(貝塚寺内町交流館)
※水・木曜日 定休日
8
✦ つなぐ古民家
西町12番7号
※出格子からの見学

🍵 雛めぐりの案内(ガイドツアー)へのご参加を

主要展示場(楽和・岡本家別邸・佐林)のご見学は、「雛めぐりの案内」参加者のみに限られています。
所要時間は約1時間30分。お茶と懐かしいハッタイ粉が付いて800円という、春にふさわしいあたたかなおもてなしです。
ご参加希望の方はお早めにお問い合わせください。

TEL. 090-7884-7656

(南川まで / 要予約)

✿ ✿ ✿

春の陽ざしの中、美しい雛人形と歴史ある町並みが織りなす貝塚寺内町の風情をどうぞご堪能ください。
つなぐ古民家へのご滞在と合わせて、忘れられない春の一日となりますように。

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